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Monday, January 30, 2023
パリサー岬の灯台 Pete Monk 提供
このほど国際ダークスカイ協会がワイララパ南部とカータートンをダークスカイ・リザーブに認定しました。アオテアロア・ニュージーランドの「テ イカ ア マウイ」(北島)にあるワイララパ地方の星空が世界の舞台に上がったのです。
保護対象区域は3,665平方キロメートルに及びます。中核となるのは、環境保全省(DOC)の保護下にある194平方キロメートルのアオランギ森林公園。東から南にかけての太平洋、西のリムタカ山脈とタラルア森林公園といった自然の地形に囲まれた保護区は、地の利を活かしつつ光害防止策を講じて永続的に夜空を守っていきます。
ワイララパは首都 テ ファンガヌイ ア タラ・ウエリントンから北へ車でわずか1時間ですので、世界でも特にアクセスしやすいダークスカイ・リザーブとして期待されています。クラシック・ニュージーランド・ワイン・トレイル上にあるワインの名産地として有名なワイララパですが、人工的な光に妨げられない夜空を大切に受け継いでいくことは、観光業のさらなる発展に繋がるでしょう。
従来より天体関連ツアーを催行している現地オペレーターは数社あり、例えばアンダー・ザ・スターズ(opens in new window)では、ユニークな野外天体観測施設、ストーンヘンジ・アオテアロアで星空鑑賞をするプライベートツアーや、持ち運びできる天体望遠鏡と双眼鏡、星図を取り入れたプライベートパーティーを提供しています。
アオテアロア・ニュージーランド最新のダークスカイ・リザーブは、テ ワカ オ マウイ(南島)にあるアオラキ・マッケンジーに次ぐ、全国2番目のダークスカイ・リザーブです。
モトゥ(国)内各地の星空観察体験については、こちらの記事(opens in new window)もご覧ください。